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開発座談会

コンシューマー機レベルのソーシャルゲーム開発が目標

ソーシャルゲーム開発の展望

P:将来の話が出ましたが、皆さんはソーシャルゲーム開発や、ソーシャルゲーム自体についてはどのような展望を持っていますか?

CPM:現在のソーシャルゲームは、カード収集など人の欲に関わる部分が大きな比重を占めており、それにプラスしてゲームコンテンツがあるという印象です。ですからゲーム単体で比較すれば、コンシューマーゲームのほうが楽しいと思います。

P:当社のコンテンツはソーシャルゲームの分野に近い部分はありますが、射幸心を煽ってたくさん課金をしてもらえるようなゲームはめざしていません。コンシューマー機レベルのゲームをモバイル端末でどのように表現するかというのが当社のスタートラインで、今後はソーシャルゲームにどのようにアプローチしていくかがテーマですね。

TD:ソーシャルゲームがヒマつぶしだというのはよく言われています。一方、家でコンシューマー機に向かってじっくりとゲームをする時間はなくなってきています。「時間」がキーワードのひとつになっているのかもしれません。

P:そこは私も気になっています。ヒマつぶしからゲームを始めて、ほかの人と競い合うところがフックになり、結果として夢中になってしまったというのがソーシャルゲーム流行の流れだと思います。スマートフォンアプリでも、ヒマつぶしではなくゲームをやりたい気持ちで、休憩時間中もずっと続けていられるようなゲームができればいいと思います。

Webアプリ開発への関心は?

PWebアプリ開発について興味はありますか? Webアプリというのは、カテゴライズ的に今ひとつわからないのですが、人気のゲームはあるのですか?

TD:興味はかなりあります。現在はWebGLなどを使い、ブラウザ上でOpenGLが動かせるようになっています。流行しているのかどうかはわかりませんが、Facebookではそれを利用したゲームが多いようですね。高いスペックのPCも多くなっているので、Webアプリ開発もやる価値があるのではないかと思います。

SE:最近はブラウザ側の環境が整ってきたので、さまざまなゲームやアプリケーションが動くようになってきています。ブラウザなので機種を問わないところにメリットがあります。その反面、同じプラットフォームでネイティブアプリケーションが創れる環境も伸びてきており、あえてブラウザを選ぶ必要性があるのかどうかは疑問です。

TD:ブラウザゲームをターゲットにするより、マルチプラットフォームでゲームを展開するほうが強いと思います。ある場面ではこの端末、別の場面ではこの端末というようにさまざまなプラットフォームに対応し、そのひとつにブラウザもあるというイメージでゲームを創れたらいいと思います。

ゲーム業界志望者に求めるもの

P:ゲーム業界に入るなら、こういう人が向いているとか、こういう人と働きたいというのはありますか?

PM:ゲームというのはエンターテインメントの業界です。仕事の時間だけでなくプライベートの時間でも、ゲームを創りたいという熱意を持っていないとおもしろいものは生み出せません。システムだったら、頼まれたものを作ればその仕事は終わりますが、ゲームは創り上げたときに必ず「もっとおもしろくなるよね」という話になります。そのときに、さらに上積みをしてゲームをおもしろくできる人がいいですね。また、一緒に同じものを作るときに、一方通行ではなく「自分はこう思います」などと主張をして討議を重ねて、お互いにおもしろいと納得できるところまで行けたらいいと思います。

CPM:自分の意見を持つことも重要ですが、自由に発言ができるのは本人の資質よりも現場の環境や雰囲気にもよります。それ以前に、ゲームが本当に好きで、毎日プレイしているような人がいいですね。 自分の好きなゲームをいくつも列挙できて、ゲームのプログラムをやりたいというように、ゲームに対する思いが強い人に来てもらいたいです。

CP1:確か手塚治虫は「漫画を描く人は漫画だけを読んでいてはダメだ。映画を見に行くなど、いろいろなことに興味を持ってほしい」というような話をしています。このようにゲームをやる以外にもさまざまな経験を積んで、そのうえでゲームを創りたいという意志を持っている人がいいですね。

TD:今後はスマートフォンアプリ開発で、世界に出て行くことも考えられます。そうなると、現状に満足しているだけでなく、そういう世界に立ち向かえるような意識の高い人が求められます。世界の最先端のゲームで行われていることなど、情報をつねにキャッチアップして、それを自分の糧にして仕事に活かせるような人がいいと思います。

SE:ただゲームを創りたいというだけなら同人ゲームもあるので、ゲーム業界に入る必要はありません。やはりこの業界に入る人にはビジネス感覚が必要だと思います。自分がどんな作業を、どの程度のコストをかけてやっているかということを考え、それにプラスして、プログラミングや企画などのゲームを創るスキルが必要です。その両輪を備えて、初めてゲーム業界人と名乗れると思います。そういう人に来てもらえるとありがたいですね。

将来はこんなゲームを創りたい!

P:最後に、こういうゲームを創りたいとか、ゲーム以外でも、こういうサービスを始めたいというものがあれば話してください。

CP1:スマートフォンの画面内に収まらないゲームを創ってみたいと思っています。最近は巨大脱出迷路など、ゲームを現実の世界に拡張するものが出てきています。あのイメージで、GPSやARなどの技術を組み合わせて、おもしろいゲームを創りたい気持ちがあります。

TD:スマートフォンや携帯ゲーム機にはさまざまなセンサーがついていますし、コントローラーにとらわれないで操作できるゲームを創ればおもしろそうですね。たとえばVRヘッドセットを利用したゲームを創ってみたいですね。

CP2:私もVRヘッドセットに興味があります。ゲームの画面の中に没入できるというのは素晴らしい体験ですね。

PM:私はゲームセンターで育ったので、ゲームセンターに恩返しがしたいと思っています。イベントとゲームを結びつけた企画を考えていますが、たとえばゲームセンターでゲームをすると物がもらえるとか、ゲームセンターにつながるものを創りたいですね。

SE:最初はゲームではなく、コンテンツとして利用できるものがあればいいと思います。そしてアニメ、小説、映画、音楽など、ゲーム以外のメディアと一緒に取り組んでいき、我々はそのコンテンツのゲーム部分として、最高のものを創り上げます。ゲームだけでなく、アニメ、小説、音楽などの専門家同士がぶつかれば、さらによいものができるでしょう。そういったところを狙ってコンテンツを開発していけばいいと思います。

P:なるほど、皆さんおもしろいアイディアを持っていますね。では、ここで座談会を終了します。お忙しいところありがとうございました。